夏らしくお部屋を彩りたい。
そんなかたにおすすめしたいのが、すだれです。
すだれというと、よくいえばレトロ、悪くいえば
- 古臭い
- 田舎くさい
- おじいちゃんっぽい
というイメージを持たれてしまうかもしれませんが、
とんでもありません。
すだれは窓にかけるだけにあらず。
インテリアとしてもとても優秀で、活用用途も豊かなアイテムです。
100均でもすだれが販売されていたため、おしゃれな夏ぴったりのインテリアをDIYしてみました。
目次
すだれをおしゃれなインテリアにリメイク
すだれは強い日差しを避けつつ適度な風を取り入れ、暑い夏を乗り切るための存在、まさに「日本の夏」を象徴するものです。
素材は竹や麻など自然素材なため加工がしやすく、初心者さんでもおしゃれなインテリアをDIYしやすいアイテムです。
すだれウォールラックをDIYしてみよう
そんなすだれはダイソーでも販売されています。
2種類購入しましたが、今回使うのは、45cm×112cmの小さい方だけ!
これを使ってウォールラックをDIYしましょう。
竹の長さをカット
ウォールラックとして使うにはちょっと長いため、すだれをカットしていきます。
一番下の竹棒の部分で糸をカット、竹棒を外したら好みの長さまで枝を抜いていきます。
任意の長さのところで糸を竹棒に結びつけ、長さ調節は完了です。
余った部分の糸はカットしましょう。
今回、60cmくらいの長さでカットしましたが、長いのがお好みの方は購入してそのまま使用してもOKです。
お好みの色を塗ろう
100均のすだれは、黄色っぽい薄茶色っぽい色合いです。
よく見るタイプですが、このままではおしゃれとは言いにくいので、色を塗っていきます。
ブラウンと水色が夏らしくて良さそう……。
ということで色は決定。
画像手前の2つ、ダイソーの「ナチュラルミルクペイントのスモーキーブルー」と「ナチュラルミルクペイントのアンティークメディウム」を使用します。
1度目は薄く塗っていきます。
塗料に水を足し、ドロドロ→トロリくらいまで薄めましょう。
薄くすることで隙間に垂れやすくなり、どの角度から見ても色がついて見えます。
ちなみに100均塗料で定番の水性ニスは薄すぎて、つるつる素材のすだれには色があまりつかないので、使用は避けた方が良さそうです。
乾燥させて完成!
2度塗りをしたら乾燥タイム。
しっかり乾いたら、完成です。
まだらになっても大丈夫!
このまだらさが、いい味を出すのです。
ウォールラックとして飾ってみた①アジアン風
まずはわが家の棚の下に飾ってみました。
バリっぽい、アジアンな雰囲気……!
このまま玄関に置いても良さそうです。
濃い色合いの天然素材+赤・緑系は南国系の基本カラーです。
お部屋をアジアンにアレンジしてみたい、という方は、まずはこの組み合わせから取り入れてみてください。
ちなみにすだれに引っ掛けてるフックは、セリアで購入したもの。
すだれの隙間にフックを入れています。
ウォールラックとして飾ってみた②和風
すだれは「和」のイメージが強いため、それを活かしたものも作ってみました。
同じく100均で買った赤い木ノ実の造花と、七夕からずっと放置されていた笹を合わせて「THE・和」なイメージに。
ちょっぴり上品で、凛としたイメージになります。
一緒に風鈴を飾って、窓近くの壁に飾っても良さそうです。
ウォールラックとして飾ってみた③西海岸風
水色のすだれ西海岸風のイメージに。
貝殻やお花や星など、賑やかで夏をイメージするものをどんどん飾ります。
「夏の思い出ラック」として、夏の記念になるようなものを、いろいろ引っ掛けても良いかもしれません。
白い壁だと水色のすだれがますます映えますよ。
すだれをランチョンマットに
すだれをランチョンマットがわりにする、というアイディアも。
その場合、今回ウォールラックとして作ったものはサイズが大きすぎるため、もう一回り小さい方が良さそうです。
画像は縁側で一杯。
直に置くより風流で、ビール(発泡酒)ときゅうりがいつもより美味しく感じます!
すだれを目隠しとして
すだれ本来の目的でもある目隠しとしても、もちろん活用できます。
デスク横の棚にかけたら、本や見られたくない漫画本を隠せました。
クリップでメモを挟めるので便利!
すだれをランプシェードに
すだれをランプシェードにすれば、これまた雰囲気のある照明が完成します。
こちらのランプ本体は100均で売られている
- キャニスター
- LEDランプ
を使用したもの。
キャニスターにLEDランプを入れて、すだれの横幅を糸鋸とハサミでカットして短くしたあと接着剤を塗布、ぐるりと巻きつけました。
寝室ランプとしても優秀です。
すだれで夏インテリアをDIY!
すだれ本体は「和」のイメージばかりが強いですが、じつは、和・洋、さらにアジアンやマリン風など、さまざまなテイストに合わせやすい存在です。
安価なため、引越しの可能性がある賃貸住まいの方にとっては、処分がラクという利点もあります。
「お金や手間をかけた夏インテリアはちょっと……」という方でも手軽にできるすだれインテリア。
お部屋に季節感をもたせつつインテリを簡単にワンランクアップさせたい、という方はぜひ、チャレンジしてみてください。
遠藤舞衣(フリーライター)
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