「一人飲みデビューしたくてもできない。。。」
こんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?
一人飲みデビューができないのは、以下のようなことが心配だからですよね。
- 一人で入ることが恥ずかしい
- 一人で入っても大丈夫なお店なのかわからない
- 一人で入って会話できるかどうかわからない
この気持ちすごくわかります。私も一人飲みデビューする前は、店員さんやお客さんと会話できるのかどうかが不安でした。
「一人飲みにオススメ!」って紹介されている記事の多くが、カウンターのこじんまりとした飲み屋です。そのような飲み屋は、常連だけしか入れないような雰囲気がありますよね。。。。
そこで一人飲み好きなぽんたまんが、「常連じゃなくても本当に一人で入りやすい飲み屋」を紹介していこうと思います!今回一人飲みするのは、ディープな居酒屋さんがひしめく西荻窪です。
西荻窪には、一人で飲みやすい飲み屋がたくさんある一方で、常連ばかりで会話に入っていけないような部外者を受け入れない飲み屋もあるのが現状。
そこで私は、下調べ一切なしで「初めてでも入りやすい飲み屋」「初めてでも会話がはずむ飲み屋」を調査しました。男一人でも女一人でも入りやすい飲み屋をピックアップしましたよ。
紹介する飲み屋がここ2年以内にできたばかりのお店で、初めてでも受け入れ態勢バツグンの飲み屋ばかりです。西荻窪で一人飲みデビューしたい人には、ぜひ参考にしてほしい!
目次
ERABU(エラブ):カキの旨さと最強のコスパがウリ!
私は一人飲みが好きだと言いました。ただ初めて入る飲み屋にはビビってしまう小心者です。そのため入りやすいというのが一人飲みをする上での絶対条件です。お店の外から中が見えて、店員さんやお客さんの顔を伺えると入りやすくて嬉しくなります。
私がたまたま見つけたERABUは、入りやすいの極みと言える飲み屋です!
入り口から伸びるカウンターが外から見渡せますし、何より店内が明るいのが初めての入店にはありがたいポイント。
まだ1軒目ということもあり、とりあえずのビールを注文。そして店員さんにオススメを聞いてみました。料理でオススメなのはカキフライらしいので、とりあえずカキフライを2粒注文しました。
カキフライは1粒ごとに注文できて、しかも1粒100円!これはコスパがヤバい。。。後になってネットで調べてみたら、「コスパ最強!」という口コミが多くありました。ビールは380円なのでせんべろできますね。
ただ重要なのはその味ですよね。私はカキフライが大好物なので、マズければすぐに退散を考えていました。しかしこのカキフライ、美味しい!
いつもスーパーで買ったやつを食べているからか、久々に出会えた本物のカキフライと言った感じです。
私「カキフライ美味しいですね!」
店員「ありがとうございます。うちはカキがメインなのでそう言ってもらえると嬉しいですね!」
私「確かにカキのメニューが多いですね。」
店員「本社が広島にあるので、カキは広島や兵庫から取り寄せています。」
そりゃマズイわけがない!
またお通しとして出てきたカキの佃煮も美味しかった。てかカキの佃煮とかあるんだな。。。初めて聞いたわ。
まだ時間が早かったこともあり、店内には立ち飲みのお客さんがあまりいません。唯一いた立ち飲み客は、一人の女性でした。店内がおしゃれなこともあり、女性一人でも入りやすいのでしょう。
店員「SNSってやってますか?もし投稿してくれたら生ガキ無料でサービスしてるんですよ。」
私「フォロワー少ないですが、投稿します!」
期間限定だと思いますが、私が行った時はSNSにハッシュタグを付けて投稿すると、「生ガキ無料」「消費税分カット」というヤバいサービスをやっていました。
もちろん生ガキは広島から取り寄せたやつです。人生で2回目の生ガキでした。実は人生初の生ガキは、渋谷で食べたカキ小屋のカキでした。しかしそのカキが普通にマズくて、2噛みで飲み込むという始末。。。
ただ今回の生ガキ!ヤバい!
クリーミーで歯ごたえもあって超美味しいのです!
カキは美味いし、ビールは進みます。そして店員さんともたくさん会話できる飲み屋です。立ち飲み屋は店員さんの気さくさが重要な部分でもあります。
ERABUでは、気さくさも美味しさもクリアした良店です。そして最後にビビったのは、お会計です。
店員「えっと、、、780円ですね。」
私「やっす!内訳どうなってるん!?」
- ビール1杯
- カキフライ4粒
- 生ガキ
- カキの佃煮
これで780円。。。今までの人生でも最強のコスパですよ。ちなみにオープンしたのは2018年の12月ということで、まだまだ新しいお店です。ぜひ行ってみてください。
やをら:駅からダッシュで10秒の気さくな飲み屋
次に行ったお店は駅から改札を出てダッシュすれば、10秒とかからないやをらです。ここを選んだ理由は、西荻窪にある飲み屋の中でも、もっとも入りやすいと感じたから。
もう外観からわかるようにめっちゃ開けているのです。これは一人でも入りやすいですね。私が入ってみると、すでにカップルのお客さんが2組もいました。
(カップルか。。。一人とかさみしいな。)
そんなことを感じさせないのが、やをらの店主。
店主「おっ、お一人ですか?こちらどうぞ!」
すぐさま声をかけてくれるおもてなし上手です。なんとなくレモンサワーが飲みたかったので、レモンサワーを注文。
私「オススメの料理ってありますか?」
店主「オススメは鶏ガラ温奴なんですよ。。。ただ今日暑いじゃないですか。鶏ガラ温奴もかなり熱いので、今日はちょいオススメくらいです。」
お客のことを考えた神対応ですね。一人でお店を回しているということで忙しいはずですが、気をつかった対応です。おもてなし度が高い!
私「オススメなら鶏ガラ温奴ください!」
店員さんは他のお客さんと会話しながら、私に対しても話を振ってくれます。バーテンダーのような仕事をしながら、料理も手作りで作っているとか業務量が半端じゃないですよ。
そして出てきた鶏ガラ温奴。。。見た目が熱いとかのレベルじゃない!グツグツと煮えたぎっていて、さらに鶏ガラのトロミがブクブクと熱いことを教えてくれます。
「地獄か!」
そう言いたくなる。ただそのグツグツ加減がたまりません。冷める前にスープを一口。。。これは!本物の鶏ガラだ!
スーパーで買うような粉の鶏ガラではありません。しっかりと作り込んでいます。。。身体が温まり、そしてレモンサワーも進みます。ここで店主にお店の特徴を聞いてみると、鳥料理や日本酒がウリと言っていました。
もちろん2杯目は日本酒を飲みたいのですが、日本酒って数が多くてわからないですよね。そこで店主が優しく教えてくれます。どんな日本酒を飲みたいのか聞いてくれるので、飲みたいものを伝えるだけです。
やたらと気さくに話をしてくれるので、会話もかなり弾みます。一人飲みの醍醐味ですね。そしてしばらく飲んでいると、お客さんの入れ替わりもあり、気付けば一人客が増えていました。
合計で4人の一人飲み客がいたのですが、男は私一人だけ。他3人は女性の一人飲み客だったのです。お店が入りやすいということもあり、女性も入りやすいんだなと感じます。そして女性客のうち2人が私の両サイドに座っています。。。
(ダメなんですよ私。。。緊張して話せない。。。)
少しは会話しましたが、深い話は一切せず退散しました。なんと情けない。
ただ料理は美味しいし、店主も気さくな方なので、また再訪します。2019年の2月に出来たばかりですが、常連客もいたので、ファンが定着しそうな飲み屋ですよ。
スタンドキッチン ルポン:レモンサワー飲みたいなら外せない!
私は生粋のレモンサワー好きです。ここ最近のレモンサワーブームの波に完全に乗った私ですが、その波が出来る前から西荻窪にレモンサワーをウリとして飲み屋をかまえているのがスタンドキッチン ルポンです。
実を言うと、私が前々から気になっていたお店でもあります。そしてルポンは店内が外から見える入りやすいお店だったので突撃してみました。
私が行った時は他にお客さんがいなくて、私一人でした。そのためか店員さんがよく話し相手になってくれました。ありがたい。。。
レモンサワーを使ったお酒を取り扱っていて、基本となっているレモンサワーは4つあると言います。
- ジャック:定番のスッキリレモンサワー
- クイーン:自家製シロップで少し甘めのレモンサワー
- キング:自家製シロップにレモン塩でソルティな味わい
- ジョーカー:約2ヶ月ごとに変わる期間限定のレモンサワー
ジョーカーだけは色々変わるようで、私が行った時は、生姜酢レモンサワーでした。最初は基本的なジャックのレモンサワーをいただきます。
これが超スッキリとしていて美味しい!レモンの酸味がちょうど良いスッキリ感を演出してくれています。本当にレモンサワーが好きなら飲んでみてほしい!
そして女性に嬉しいのが、私の話し相手になってくれている店員さんが超イケメンだということ。。。伊勢谷友介似のイケメンで、しかもよく会話してくれるので、レモンサワー好きでイケメン好きなら外せない飲み屋です。
オススメの料理を聞くと、辛いものが苦手じゃなければ青唐辛子メンマがオススメとのこと。
これが辛くてどんどん酒が進む悪いやつ。。。昔唐辛子を持ち歩いていた私からするととても美味しい料理です。
もともと倉庫だった場所を改装して作ったお店らしく、店内は倉庫っぽい雰囲気が演出されています。箸置きもリアルなネジでかわいい。
そしてほとんどのメニューを手作りで作っているということで、こだわりが強いです。レモンの自家製シロップなどはもちろん、あとで食べた鶏ハムご飯の鶏ハムも、じっくりと低温で調理していると言います。
(これはハマってしまう。。。)
しばらく飲んでいると女性客が一人で入ってきました。すでに常連客のようですが、店員さんが話の架け橋になってくれたので、たくさん会話することが出来ましたよ。
(話すきっかけがあると会話ってしやすいですよね。。。)
私「西荻窪で一人で入りやすい飲み屋ってありますか?」
女性客「すぐそこにうなぎ屋さんがあって美味しいですよ!」
イケメン店員「うなぎの希少部位を300円くらいで食べれます。私もオススメです。」
次に向かうお店が決定したところで退散です。ルポンはレモンサワーがウリのお店ですが、料理も手作りにこだわった良店。西荻の0次会にはピッタリと言えるでしょう。
石川屋:うなぎの希少部位をいただける!
スタンドキッチン ルポンで教えてもらった石川屋に向かってみました。なんとうなぎの串を200〜400円くらいで食べれるということで、期待が膨らみますね。
見た目は一見入りにくそうですが、外から店内が丸見えでカウンター席しかないので、一人客にはウェルカム状態です。店内に入ってみると元気の良い男性2人の店員さんが迎えてくれました。しかもイケメン!
私「ルポンでうなぎと小松菜が美味しいと聞いてきました。」
店員「ありがとうございます!」
テンションが高すぎず、低すぎない会話のトーンが一人飲みにはありがたい。これは入り浸ってしまいそうな雰囲気が出ています。うなぎの串は単品から盛り合わせまでありました。盛り合わせも5本、7本、9本とありましたが、5本を選択。
うなぎの希少部位や石川屋オリジナルのうなぎ料理も盛り合わせに入っているということでかなり楽しみです。私以外には常連さんが一人で飲んでいて、店員さんも常連さんも話しやすかった。
今まで4件行きましたが、もっとも会話が弾んでいる気がします。私が頼んでいた贅沢レモンサワーと小松菜がきました。
レモンサワーの中には厚切りのレモンがドッと入っています。そして飲み干した後は、そのジョッキにお酒だけを安く注いでくれるのが良心的。これはどんどんお酒が進んでしまいます。
また店主が長野県出身ということもあり、長野から小松菜を仕入れていると言います。小松菜のぶっとい茎が歯ごたえバツグン!小松菜の小鉢だけで、お酒を1,5杯はいけます。そのくらい食べ応えとお酒に合う塩分濃度です。
ところで5本頼んだうなぎですが、まずは3本の登場です。ここで3本のうちもっとも気に入ったのが、うなぎの頭の部分です。
うなぎの頭なんかほとんど食べるところがないので、希少部位だと言います。このうなぎの頭が非常に美味い!うなぎの脂と筋肉質を感じて、こってりしすぎないちょうど良い脂加減。
次に出てきたピーマンとうなぎの肝の組み合わせが最強。。。肝の苦さやピーマンの青臭さが中和してくれて美味しいのです。クセがありますが、酒がヤバいくらい進みます。
石川屋ではうなぎをリーズナブルに食べられるので、うなぎが高いこのご時世にはピッタリです。
私「普段から一人のお客さんって多いんですか?」
店員「一人は多いですね。後はカップルとかも多いですかね。」
私「一人のお客さんは男ばっかりですか?」
店員「そうですね。ほぼ男です。」
女性の一人客もたまにいるそうですが、あまり来ないと言います。ただ外から中が見えるので入りやすいですし、会話の相手もしっかりしてくれるので女性一人にもオススメできます。何より店員さんがイケメンですし、、、
贅沢レモンサワー2杯とうなぎのうなぎ5本、小松菜で2780円でした。うなぎを5種類も食べれてこの値段なら、行く価値超ありだと思います。
西荻窪は閉鎖的なお店もある
今回の西荻窪の飲み屋は、全て西荻窪の南口の飲み屋でした。いろんな話を伺っていくうちにわかったことは、南口の方がディープなお店が多いということです。ハシゴ酒したいなら南口がオススメと言います。
北口はおしゃれなお店が多く一人飲みというよりは、カップルで行けるような飲み屋やご飯屋さんが多いとか。
「お酒好きな人は南口に来ることが多いよ。」
多くの人が口をそろえて言っていました。ただ南口には、常連客だけの閉鎖的な飲み屋がたくさんあることも指摘しています。
確かに私も友人と閉鎖的な飲み屋に行ったことがありますが、常連客とばかり会話していて、私たちのことはほぼ放置ということもありました。
このような飲み屋は、「〇〇の紹介で来ました!」といってから入ることが一般的のようです。ディープだからこそ、閉鎖的な飲み屋も登場してしまうようですね。
今回紹介したお店は、
- 常連でなくても歓迎してくれる
- 外から中が見えて一人でも入りやすい
- 料理も飲み物も美味しい
このようなことをポイントに紹介してみました。西荻窪で一人飲みデビューを考えているのなら、紹介した4件に立ち寄ってみてくださいね。
ぽんたまん
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