商店街「パルム」は、武蔵小山を代表する全長800mの超長い商店街です。
東京屈指のアーケード街ということもあり、知っている人も多いでしょう。
しかし、東京屈指の商店街にどのようなお店があるのか気になる人も多いはず。そこで今回は、武蔵小山商店街で食べ歩きできるお店を中心に紹介していきます。
美味しいグルメからインパクト抜群の食べ物まで幅広く紹介していきますよ。
目次
武蔵小山の商店街の食べ歩きスポット8選
品川区から目黒区にかけての地域が武蔵小山です。わたしは数年前に1度だけ行ったことがありますが、その時の印象は雑多なイメージでした。
駅を降りて目の前に、古い立ち飲み屋があったのですが、、、
なんかおしゃれなモールができていました。どうやら2019年の11月に開業したようです。
正直、わたしの知っている武蔵小山とは全く違うイメージ。ここまできれいになっているとは思いませんでしたね。
そして、モールの横にはパルム商店街の入り口があります。
入り口からの写真ですが、かなり長いことがわかりますね。一直線なのに反対側が全く見えません。
これはたくさんの食べ歩きできそうですね!
鳥勇 一番通り店:絶対に外せない焼き鳥屋
まず最初に向かったのが、やきとりが有名な「鳥勇」です。商店街の端っこにあり、武蔵小山駅からもっとも離れています。
面白いポイントはセルフサービスということ。
写真のおじさんのように台に乗っているやきとりをタレにつけて、店員さんにお金を払うシステムです。
ただ、わたしはこんなこと全く知らずに行ったので、普通に「ヒナ肉とシシ唐、あとうなぎ。」と注文していました。
システムがわからなくてもお兄さん優しいので笑顔で対応。タレもたっぷりつけてくれました。
とりあえず伝えたいことは、「どれも美味しい!」ということ。
特にシシ唐とうなぎがものすごく美味しい。シシ唐は、ししとうと鶏肉の組み合わせが最高すぎて、上の写真みたいな顔になってしまいます。
ししとうの香りと鶏肉のジューシーさのコンビネーションがたまりません。
鳥勇の良いところは、全品170円と一律なことです。セルフだからこそ計算しやすいのは嬉しいですね。
こみねベーカリー:種類豊富なあんぱんを選べる
こみねベーカリーは、昔ながらの街のパン屋さんと言った感じ。食パンやバターロール、カレーパンなどたくさんの種類がそろっています。ただ、その中でもあんぱんの種類が豊富でした。
- こしあんぱん
- つぶあんぱん
- くりあんぱん
- ごまあんぱん
- うぐいすあんぱん
- 林檎あんぱん
などなど、この他にもあんぱんの種類は豊富にありましたよ。選ぶだけでも迷ってしまいますし、何よりもどれも美味しそうなんですよね。
そんな中、わたしが選んだのがくりあんぱんです。お値段130円。
見た目は普通のパンって感じですよね。ただ、見た目以上に重量があります。
しかし、一口食べてみてると驚き。
あんの量がえげつないくらいに入っています。手乗りサイズなのに重いと感じた理由はあんの量でしたね。
パンは薄皮で表面のパリッとした食感はなかなか特殊。この薄皮と甘いあんがとても美味しい。
小腹が空いた時にちょうど良いですし、歩きながら食べられますしおすすめです。
から揚げの天才:テリー伊藤がお出迎えしてくれるから揚げ専門店
食べ歩きの定番といえばから揚げですよね。武蔵小山のから揚げ専門店の中で異彩を放っているのが「から揚げの天才」です。
異彩を放っている理由はテリー伊藤がマスコットキャラ(?)になっていることです。大きな人形もありますし、テリー伊藤の声でアナウンスも流れています。
そもそもテリー伊藤とから揚げの組み合わせのイメージがありません。(卵焼きのイメージですよね。)
だからこそちょっと気になってしまい3種類のから揚げを注文してみることに。
デカから各種1個99円という格安なのは嬉しいですね。左から、
- 塩麹と極出汁の白
- 秘伝の黒醤油の黒
- コクの辛味噌の赤
と並んでいます。普通に美味しそうですよね。
まずは、見た目が普通の白から食べてみることにしました。
これが衝撃。テリー伊藤がマスコットキャラとかやってるから普通に舐めてましたが、めちゃくちゃ美味しい。
「皮がパリッとしていて中がジューシーで、、、」みたいな表現を耳にしますが、それの究極バージョンと言えるでしょう。
今あなたが想像している3倍は皮がパリッとしていて中がジューシーです。鶏肉にしっかりと味が染み込んでいるのも美味しい。
今回、8店舗ほどお店を回りましたがナンバー1です。
茶寮ベーカリー:美味しいお茶で小休止
真夏の商店街はとにかく暑い。ということで「茶寮ベーカリー」で小休止です。
看板に書かれているかき氷や冷やしパンという文字が火照った体に訴えかけてきますね。
冷蔵ガンガンの店内がありがたい。注文したものは、
- ほうじ茶:450円
- 玄米茶:450円
- 冷やしパン2個:220円〜
です。ちなみに茶寮というお店の名前の通り、お茶にこだわっています。
ほうじ茶と玄米茶は2種類ありますし、その他多くのお茶がそろっています。お茶好きにはたまらないですね。
そして、冷やしパン。レアチーズとフランボワーズの2種類を注文しました。
この豪華さ。最高ですね。
しかも、「おまけにマンゴーの冷やしパンもつけておきますね。」ということで、なんか得しました。なぜ冷やしパンをおまけしてくれたのか本当にわかりません。
まずは玄米茶。乾いた喉をすっきりさせてくれるとかそんなんじゃありません。
「お茶を飲む」というより「お茶をたしなむ」という表現の方が似合うでしょう。お茶の旨味や苦味、酸味などがものすごく出ているのです。
グラスの底に茶葉が沈殿していることからも分かる通り、丁寧な抽出がされているんでしょうね。圧倒的に美味しい。
そして、入店する前から気になっていた冷やしパン。
パンだと思って食べてみたら真逆。主食ではなく完全にデザートです。ほのかな甘味とチーズの酸味がバテた体に染みてきます。
甘さが強くないので10個くらいペロッと食べられそう。冷やしパンは持ち帰りも可能なので、食べ歩きにも最適ですよ。
タケヤ デザートイン:学生服とジェラートの異業種融合
商店街の中でも人気が高いと噂の「タケヤ ジェラートイン」。学生服を扱うお店らしいのですが、店頭ではジェラートを販売しているという珍しい組み合わせのお店です。
種類はたくさんありましたが、ヨーグルトが人気No.1ということで、ヨーグルトとみかん&オレンジのダブルで注文します。
- シングル:350円
- ダブル:450円
- トリプル:500円
値段表はこんな感じ。トリプルが圧倒的にお買い得なことに後々気がつきました。
「小田原のみかんを皮むいてそのままアイスにしてるのよ。絶対におすすめだからね。」
みかん&オレンジが店員さんの今のイチオシらしい。
「あれ?うちは初めて?」
「初めてです。」
「じゃあレモンのジェラートもサービスね!」
こんな感じで、レモンのジェラートもスプーン1杯分サービスしてくれました。
サービスって商店街ならではって感じですよね。嬉しさが溢れます。
「ヨーグルトと他のアイスを一緒に食べるのがおすすめよ!」
ということだったので、ヨーグルトと同時にみかん&オレンジも食べてみます。
笑顔になるほどの美味しさ。というか普通に、今まで食べたジェラートの中でも、最上位に美味しいかもしれません。
ヨーグルトのふわふわとした食感と酸味、みかん&オレンジのほのかな甘さと清涼感。たまらない組み合わせじゃないですか。
店員さんのサービスも嬉しいし、素晴らしいお店ですね。
三代目茂蔵豆腐:豆腐スイーツが豊富で楽しい
豆腐専門店の三代目茂蔵。ネットでは豆腐屋界の風雲児とも言われています。理由は激安で激ウマだから。
噂を確かめたいということもあり、店内に入ってみました。
普通に豆腐や豆乳などが置いてありますが、どれも100円代から購入できる安さ。そして注目したいのが豆腐のスイーツです。
豆腐プリンやパンナコッタなど豆腐をアレンジたスイーツがたくさんあります。
今回チョイスしたのが豆腐のティラミスです。312円でした。
個人的にティラミスは、スイーツの中でもかなり好きな方に入ります。ただ、豆腐と聞くとちょっと不安。
豆腐自体そこまで好きではないわたしにとって、豆腐ティラミスは美味しいのでしょうか。
驚くべきポイントは、すくい上げたときの感触や断面、見た目全てにおいてティラミスだということ。豆腐が使われているとは思えない仕上がりです。
そして一口食べて衝撃。
美味しいと同時に「豆腐はどこ?」と思ってしまうのです。まさにティラミスそのままの味と舌触り。個人的にはティラミス史上一番美味しい。
豆腐を使ったことでティラミス特有の重さがないんですよね。ティラミスって少量でも重くて気持ち悪くなることってあるじゃないですか。
しかし、この豆腐ティラミスならいつも以上に食べても全く問題なし。軽くて美味しい。そして、遠くの方に豆腐のほのかな味を感じる。新しさもありつつ美味しさもしっかりとあるスイーツです。
王様といちご:テレビで取り上げられるジャンボパフェ
ずっと食べ歩きも良いのですが、さすがに疲労困憊ということで、テレビでもよく取り上げられる「王様といちご」に行ってみました。
有名なのは大きな大きなパフェ。暑さにやられているので期待大です。
店内のレトロ感は昔ながらの喫茶店ですね。このような様式のお店は、個人的にとても好きです。コーヒーを飲みながらゆっくりと本でも読みたいところですが、ここでは名物のジャンボパフェをいただきます。
正直、ジャンボと名前がついている以上大きくあってほしいですよね。しかし、620円というお値段的に、そこまで大きくない気がします。普通にファミレスのパフェの値段ですもんね。。。
そんなことを思いながら、ジャンボパフェの登場です。
でっ、でかい。ファミレスのパフェの倍以上はあります。
食べ切れますかね。。。
と言いつつ、普通に美味しくてどんどん胃袋に収納できてしまうのが怖い。そのくらい食べやすくて美味しい。
ラズベリーソースも酸味があっていいですね。パフェにありがちなコーンフレークの傘増し。ジャンボパフェで驚きなのがコーンフレークの量がかなり少ないということ。
ほとんどがソフトクリームで構成されているので、かなりお得感があります。
おそらく今まで食べたパフェの中でもっともコスパの良いパフェですね。女子高校生や女子大学生が多かったこともあり、女性に人気のお店であることがよくわかります。
インパクト抜群のパフェを小休止がてら食べてみてくださいね。
パンの田島:注文してから作るパン
次に向かったのは、作りたてのパンを提供してくれることでおなじみの「パンの田島」です。最近よく見るようになったお店でもありますが、わたしはまだ一度も行ったことがありません。
ということで初潜入してみました。
まず最初にびっくりしたのがメニューの豊富さ。そして値段の安さ。300円代で作りたてのパンを食べることができるのは付加価値が大きいですね。
わたしが選んだのは海老とアボカドです。パフェやジェラートなど甘めのものを大量に食べたので惣菜パンを選んでみましたよ。
ちなみに海老とアボカドは新商品だったようです。
海老とアボカドだけじゃなくトマトなどの野菜がが入っているのは嬉しい。本格的なサンドイッチですね。これで380円はコスパもいいかも。
早速、パンの田島をバックに食べてみます。
本日たくさんの食べ物を食しました。正直お腹いっぱいだったのですが、海老とアボカドが想像以上に美味しくて、すんなりと食べられましたよ。
プリッとした海老と味の濃いアボカドソース、そして野菜達。マズいわけがありません。
初めてパンの田島に行きましたが、今後はお気に入りのお店になりそうです。
ゴンチャ:食べ歩きならタピオカもあり
食べ歩きできるお店も少なくなってきたので帰ろうとしたとき、駅前でゴンチャを見つけました。商店街ではなく駅前のモールですが、有名店なので行ってみましたよ。
ゴンチャと言えばタピオカですよね。しかし、お腹いっぱいだったので今回はタピオカではなく、ざくろソーダを注文。もちろんタピオカ抜きで。
ざくろソーダとかまさに夏っぽい商品ですよね。色味も炭酸も夏には最適。
そしてさすが人気店。1日の疲れが吹っ飛ぶような爽快感があります。何よりこんにゃくゼリーが入っているようで、飲むというより食べるドリンクと言ったところでしょう。
夏って酸味あるものが欲しくなるじゃないですか。まさに欲しているものをゴンチャは提供してくれました。
ゴンチャは駅前にあるので、商店街を食べ歩きしたいならドリンク片手に練り歩くのも楽しいかもしれませんね。
意外とチェーン店が多い印象
商店街と聞くと、個人店のお店が多い印象ですよね?
しかし、武蔵小山の商店街「パルム」は、個人店などはほとんどありません。マクドナルドやケンタッキー、サンマルクカフェ、100均などのチェーン店が多い印象です。
もしこじんまりとした居酒屋や料理屋を探しているなら、商店街から一本住宅街に入ったところを探してみるのがおすすめ。
印象としては、商店街は買い物に便利と感じました。もはや生活に必要なものは全てそろいますし、カフェでの休憩や飲み屋もたくさんあります。「住みやすい街」という印象を受けましたよ。
ぽんたまん
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