DIY

メイクはリビングでやりたい! セリアの材料だけでミニドレッサーをDIYしよう。

投稿日:2020年11月16日 更新日:

洗面所でお化粧をするのが、寒い季節になりました。

暖かいリビングでメイクをしたい、でもメイク道具一式と鏡をテーブルの上に散らかすのはイヤ!

かといって大きなドレッサーを置くスペースもない……。

それなら、ミニドレッサーを作ってみませんか?
ミニドレッサーはメイク道具と鏡が一体化しており、テーブルへの移動もラク、さらにインテリアとしてもおしゃれな存在です。

今回はそんなミニドレッサーを、100均の材料だけでDIYしてみました。

ミニドレッサーの材料

ミニドレッサーの材料は、次のとおりです。材料はすべて、セリアで揃えました。

インテリア木製ウォールボックス×2個
木製スタンドミラー×1枚
アンティークの取っ手×2個
木板45×15cm:3枚
木板45cm×12cm:2枚

ミニドレッサーの作り方

さっそく、ミニドレッサーのDIYにうつりましょう。

不要なものを外す

まず、スタンドミラーの後ろのプラスチックと、ウォールボックスの金具を外します。


スタンドミラーの方は、接着剤でがっちりついています。マイナスドライバーなどをかませて剥がしましょう。

木を切る

つづいて、木を切っていきます。
まずは、引き出しの上下の部分から作っていきましょう。使う材料は、木板45×15cm:2枚です。

ちょっと面倒くさいのですが、横幅は鏡の幅と同じにして、奥行きは引き出しとなるボックスと、同じ大きさで線を引きカットします。これを3枚分作ります。

つづいて、背板の部分を切りましょう。
材料は、45×15cm:1枚です。

背板は、幅はボックスと同サイズの幅で良いですが、高さは引き出し2個+カットした板3枚分の厚み+鏡の高さ+2cmほどあると良いです。

私の場合は、15センチ幅の板をそのままボックスと同じ幅にカットしたのを2枚、ボンドでつなげて使いました

なんとなく角を丸めてみました。
しかし終わってから気づいたのですが、鏡で隠れて見えない部分を丸くしていたため、あまり意味はありませんでした……。

最後に、側面板を切りましょう。材料は、45×15cm:2枚です。

側面板は、引き出しとなるボックスの奥行き+背板の厚みの幅が必要です。
高さは背板と合わせます。

側面板はデザインで遊ぶのがおすすめ!ただの真四角よりも、おしゃれなイメージになります。

これで木材カットは完成です。

色を塗る

私はカットをし終えた段階で色を塗りましたが、人によっては組み立てたあとに塗ることもあります。

釘を打つのに自信がなく板を傷つける可能性がある方や、塗る面積を減らしたい方は、組み立てたあとでも良いと思います。

使ったニスは、家に残っていたセリアの水性ニス、メープル色です。

木の板を満遍なく塗れば良いですが、鏡を塗る際は要注意。

鏡にニスがつくと落ちにくいため、マスキングテープで鏡部分を囲ってから色を塗るか、ふち部分は綿棒や指で慎重に塗りましょう。

取っ手をつける

ニスが乾いたら、引き出しに取っ手をつけましょう。

本当は真ん中に取っ手をつけたかったのですが、真ん中には引き出しの間仕切りが……!

どうしたものかと悩んだ結果、端っこにつけることにしました。

取っ手をつけるナットはとても太いため、電動ドリルで穴を開けてから通すと便利です。

わが家の電ドリは夫が持ち出してしまったため、今回は釘を細かく打つことで穴を拡大するという原始的な方法を取って、ナットを通しました。

ナットを通して取っ手を取り付ければ、変わった引き出しの完成です。

組み立てる

いよいよ組み立てです。今回は、釘のみで組み立てていきます。

まず、底板と側面板を釘で打ち付けます。

このさい、底板と側面板は正面がしっかりと重なるように打ち付けましょう。

側面板が後ろ側に少しはみでますが、大丈夫です。

コの字が完成したら、次は背板の取り付けです。

背板ははみ出た側面板にぴったり合わせるようにして、釘を打ってください。

つづいて引き出し部分を作りましょう。引き出しを置いて、少し余裕を持って天井部分になる段を取り付けます。

最後に、鏡を取り付けましょう。

鏡のサイズぴったりの出来だったため、正直、釘を打ち込まなくても鏡ががっちりはさまり、固定できていました。

ですがやはりそのままでは不安です。

さらに鏡に角度がつけられるような仕様にしたい……ということで、鏡を斜めの状態に傾けて、釘を両端に打ち込んでみました。

これで鏡が釘に吊るされる&側面板ではさまれているため、スイング式の鏡が完成します。

 

完成!

これで完成です。

さっそくテーブルで眉毛を描いてみましたが、鏡の角度が変えられるため見やすかったです。

引き出しには、日常使いのメイク道具を入れておきます。

基本は鏡を斜めに固定した状態で使用するため、引き出しには入らないものは、鏡の下の段に置くことにしました。

アンティークな雰囲気のミニドレッサーで、毎日のお化粧がすこしラクになりました。

側面板のデザインや色で印象が変わってくるので、ぜひ、ご自身の好みにあったミニドレッサーを作ってみてくださいね。

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遠藤舞衣(フリーライター)

フリーライター。インテリア業界勤務経験を活かし、数々のメディアでインテリア関連記事を執筆中。インテリアとDIYと100均をこよなく愛す。 「市販品より良いものを安く作りたい」という思いを胸に、今日も100均とホームセンターをはしごする。

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