こんにちは。バラ美です。
はじめて一人暮らしをしようと思っているそこのあなた、
「引っ越しって…部屋探しって…何をすれば良いのかわからない!」と悩んでいませんか?
そんな方のお手伝いができればと思い、不動産会社だから言える!お部屋探しのコツをこっそりお届け★
前回の「契約に必要な書類は?初期費用ってどのくらいお金が必要なの?」に続き、
今回は「賃貸借契約書ってどこが大事なの?」といった疑問にお答えいたします!
これまでの「はじめてのひっこし」はこちら>
賃貸借契約書のココが大事!
契約に必要なものをそろえて不動産屋さんに契約に行ったら、
「何だかよく分からない書類がたくさん出てきた!しかも文字が多くて難しい…!」
なんて話をよく聞きます。
確かに、普段の生活では見る機会の少ない書類なので、戸惑いますよね。
でも、見るべきポイントさえわかっていれば大丈夫です♪
契約後にトラブルにならないように、最低限の内容はおさえておきたいですね。
■おさえておきたい4つのポイント
①物件名・号室と、賃料などのお金に関すること
契約書には、これから契約するお部屋の情報が記載されています。
大切な部分なので、間違っていることは基本的にないのですが、不動産屋さんも人間です。忙しい時期など、契約書の内容が違うことも…!
住みたいお部屋と違うお部屋を契約しようとしていないか、支払う金額は間違っていないか、念のため確認しましょう。
②更新・再契約について
賃貸の契約期間は、1年や2年というものが多く、それ以上の期間住み続けたいな、と思った時には「更新・再契約」の手続きが必要です。
その時に、どんな手続きが必要なのか、どのくらいのお金がかかるのかチェックしておきましょう。
③解約の手続きと、違約金
お部屋を引越ししたいなと思った時に、その日で解約できるわけではありません。
「解約予告期間」といって、お部屋を解約する時は「何ヶ月前までにお知らせしてくださいね」という期間があります。
1ヶ月前予告だと勘違いしていて、本当は2ヶ月前予告だった場合、解約したい日からさらに1ヶ月分余計に家賃を払わなければならなくなってしまうので、注意が必要です。
また、違約金についてもしっかり確認しましょう。
「入居から1年未満で解約する場合は、賃料と共益費の1ヶ月分をいただきますよ」というように、短い期間で解約すると違約金が発生する契約もありますので、退去した時に「そんなの聞いていない!」とならないように気をつけたいですね。
④禁止事項
ペット飼育や、楽器演奏に関する規定はよくあります。
その他にも「1人用のお部屋なので2人では住めませんよ」とか
「女性専用のお部屋なので男性は宿泊もできませんよ」とか
「バイクを置くことはできませんよ」「石油ストーブは使えませんよ」など。
お部屋によって色々な禁止事項があります。
禁止されていることをやり続けてしまうと、最悪の場合「出て行ってください」ということにもなってしまいますので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
難しい言葉がたくさん並んでいる「契約書」ですが、どんな内容に気を付けて書類を見れば良いかがわかると、少しは余裕をもって契約に臨めますよね。
さて、無事にお部屋を「契約」できたら、いよいよ新生活が始まります!
ワクワクした気持ちでお部屋に着いた時に、「忘れてた!」ということがないように、次回は、引っ越しまでにやっておくべきこと・用意しておいた方が良いものをご紹介します。
それでは、お楽しみに♪
バラ美
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