こんにちは。最近一人〇〇にハマっているぽんたまんです。
ほとんどの人が聞いたことがある「一人〇〇」というもの。代表例といえば、
- 一人カラオケ
- 一人焼肉
- 一人映画
などが有名なところだと思う。そこで今回は、時季的にピッタリだったので「一人花見」をすることにした。
訪れた場所は、「砧公園」という世田谷区民なら誰でも知っている有名な公園。都内の花見スポットとしても大人気な公園らしい。日曜日ということもあり、どれだけ私に孤独感を味合わせてくれるのか楽しみだ。
砧公園内で一人花見の場所探し
砧公園に行くにはバスを利用することが一番手っ取り早いのだが、歩くのが趣味の私は、祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩で20分以上かけて行くことに。
祖師ヶ谷大蔵駅は小田急電鉄小田原線の各駅電車のみが止まる駅で、周辺には高級住宅街が広がっている。もちろん家が大きいだけじゃなく、ベンツやBMWを始めとした高級外車がたくさん走っているのがとても印象的。ふんぞり返って自慢げに運転している運転手に嫌気がさす。(途中バットマンが乗るような真っ黒い装甲車みたいなのを見た。)
住宅街の中を縫うように進み、砧公園にようやく到着。
住宅街の中にもチラホラと桜が咲いていたのにも関わらず、砧公園の入り口には人がほとんどいない。
「まさか。。。都内でも有名な花見スポットという情報はガセか!?」
そんな疑いを持ってしまうほど人がいないのである。
ただ驚きなのは砧公園の広さ。今私のいる位置がかなり小さく表記されているのがわかる。この地図のありがたいところは、桜が植えてある位置がだいたいわかること。公園の左半分には桜はほとんど植わっていないみたいだ。
つまり私が目指すのは、桜の木がたくさん植わっているファミリーパーク一択ということになる。
最初は桜なんかないようにも思ったが、ファミリーパークの方に向かって進んでいく途中から人が多くなり、多くの桜がお出迎え。ずーっと向こうまで広がっている桜と、子どもの元気な声が響き渡って、高揚した気持ちになっていく。
「そうか。今日は日曜日だ。子ども連れの家族がたくさんいるはずだ。。。」
一人バーベキューや一人遊園地を経験したとは言え、一人バーベキューの時は周りに人がいなかったし、一人遊園地の時は閑散とした平日だった。
「今日の一人〇〇はなかなかハードなものになるぞ。。。とにかく私が一人でも楽しめるような場所を見つけなければ。」
この時の時間はすでに11:30を回ってた。そろそろ混んでくる時間帯だ。
桜の樹の下は、すでに多くの人が陣取っていて、一人で楽しむには向かない状況。
「桜綺麗だなぁ。。。」よりも「場所がない!ヤバい!」という気持ちの方が圧倒的に強いのである。
砧公園でもっとも人が集まる中心的な場所には、人が群れ返っていて、桜を楽しめる状況かどうかを心配するレベルだ。シート間が近すぎるのでは?そう思ってしまう。
「ここは私が一人で楽しめる場所ではない。。。」
そう確信し、私が確実に楽しめる落ち着いた場所を探しに行く。
正直満開の桜が美しい。ただ写真を見てわかる通り誰一人として桜なんて見ていないのである。「花より団子」ってやつだ。
私はこんなゴミゴミしたところに一人ではいたくない。もっと隅っこで一人たそがれることができるスペースが良い。しかし桜が全く見えないのは、今回の企画には合っていないだろう。
たどり着いたのは砧公園の端っこだった。
遠くには多くの人がいるが、私の周りには人が全然いない。とても良いではないか。
しかも私の上には満開の桜が咲いていて美しい。意外と見惚れるものなんだな。
これは一人花見としてはベストポジションではないだろうか。フッと上を見上げれば美しい桜が咲いている。そんな状況最高ではないだろうか!
結局は「花より団子」
周りには誰もいない自分だけのポジションを発見したところで、早速飯を食らおう。「花より団子」と言いますから、この景色もすぐにつまらないものになって行く気がしている。
柿の種とカルパスは酒には必須。大好きなつまみランキング常に上位に。(私の中だけ)
ラーメン屋でラーメンがまずいことはたまにあるけれど、メンマがまずいことはない。そのくらい安定しているのでメンマは好き。
そして水筒に突っ込んだ自家製おでん!わざわざこの日のために仕込んだもの。まずくても努力という旨み成分がにじみ出ているので絶対に美味しいはずだ。
そして花見と言えばお酒!これなくして花見とは言えないだろう。(ノンアルですが)
いやー美味い!
外で飲むビールは室内で飲むビールのちょうど1.6倍美味しい!どんどんビールが進んじゃう。
やっぱり一人の楽しみは、気ままに自分のペースで進められるということだ。
誰かと一緒に花見をすると、「相手のためにシートを敷く」「相手のためにお酒を買う」という使命感に刈られてテンションがガタ落ちになる。私の場合は一人で寂しく飲んでいる方が性に合うのだろう。
そして自家製おでんが超美味しかった。。。少し寒かったので胃袋から脊髄まで温まる。おでんと一緒に食べるビールはまた格別よ。
止まらぬビール。。。おでんだけで2缶のビールを消費してしまう暴挙。ノンアルなんで酔いませんが。
ただこの時くらいから私の周りにも人が増えてきた。
時間は12時を回ったくらい。やはりこの時間なのか。
そして何より、超ミニスカートな女子大生が近くに座ってしまい、気になって仕方がない。
女子大生二人組のキャピキャピ声を聞いている私の背中。寂しいとかじゃない。純粋に一人で飯を楽しんでいる後ろ姿である。そして自分の上にある満開の桜を楽しんでいる時の背中だ。
ご飯を食べた後はやることが全くない。しかしその時間を使って桜を見る時間をたっぷりと取ることができる。
「せっかく来たのだからスマホは見ないぞ」と心に誓っていたので、ボーッと20分くらいは桜を眺める時間だ。
しかしそんな時に聞こえてくるのは、女子大生の声。
「あの人。やっぱり一人だよ。。。」
風に擦られながらも私の耳まで飛んでくる「やっぱり一人」というワード。しかもヒソヒソと話している。
一人じゃダメなのか!?
視界にチラチラとミニスカートチラつかせやがって!
正直に言う!20分間桜を眺めていたなんて嘘だ!
その20分間桜を眺めつつ、あなたのパンチラチャンスを伺っていただけなのだ!
私はむっつりだ。
それゆえ20分間もパンチラのチャンスを待てる。あなたの桜色のパンツを見せてくれ!
その瞬間!
飛び上がる二人の女子大生。
女子大生A「えっハチじゃん!!!」
女子大生B「無理無理無理!」
女子大生A「場所変えよ!」
女子大生B「そうしよ。」
。。。
「おいー!!!なんだよ!楽しみがなくなったじゃんかよ!」
私は気づいた。桜が好きな人にとって「一人花見」はゆっくりと見れることもあり、良いと感じるだろう。そして私はオススメする。
しかし花に全く興味のない私のような人にとって、ご飯以外の楽しみ方がわからないのだ。桜の樹の下に陣取って、桜を「綺麗だ」と感じたのは、最初の10分くらい。あとは周りの空気感やご飯、そして一人の時間を楽しんでいる瞬間が楽しいと感じる。
結局は「花より団子」ということ。そう思った。
誰にも邪魔されずに一人で本を読むことが結局のところ楽しかった。
一人花見の醍醐味は花をゆっくりと楽しめること!
ではなく、一人の時間を誰にも邪魔されないことにあるだろう。そして風を感じながら、日の光を浴びながら本を読むのは最高に気持ちが良い。
そして私のことを指差しながら「やっぱり一人」と言った女子大生。彼女のパンツは本当に桜色だったのか、一人花見で一番気になったことだ。
砧公園の場所取りは午前中が必須
女子大生がいなくなったあと、私も帰宅準備をし帰路に着いた。時刻は13時過ぎ。この時間は花見のピークタイムな模様。
同じ場所でとった写真だが、人の多さが全然違う。やはり午前中に来なければ、良い場所を陣取ることができないようだ。
もしこれから砧公園で花見をしたいという方が、この記事を見ているなら午前中に行くことをオススメする。
【一人花見を楽しむために!】
- 早めの時間を狙って好きな場所を確保する
- 好きなものを食べ好きなものを飲む
- パンチラチャンスがあるかもしれない!
ぽんたまん
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