阿佐ヶ谷で毎年開催されている巨大な夏祭り「阿佐谷七夕祭り」。1954年から続く歴史あるお祭りで、5日間の開催期間で80万人以上の人でにぎわうビッグなお祭りなのです。
2019年は8月3日〜7日の5日間行われるということで、今回はぽんたまんとカメラマンが潜入取材してきましたよ。
ぽんたまん「めちゃくちゃ暑いじゃないか。。。」
カメラマン「33度くらいまで上がるらしいよ。」
目次
広場はイベントスペース!
阿佐ヶ谷駅を降りると多くの人でにぎわっていました。阿佐ヶ谷駅にはたまに行くことがありますが、ここまでの人があふれているのを見たことがありません。
カメラマンと一緒に阿佐谷七夕祭りのメインであるパールセンターに向かいます。その途中「ドンドコドンドコ」と和太鼓の音が鳴り響きます。
カメラマン「およおよ?和太鼓魂が騒ぎますな。」
カメラマンは和太鼓クラブに所属していた生粋の和太鼓野郎(女)です。
ぽんたまん「ここが阿佐谷七夕祭りのイベントスペースになっているみたいだね。」
続々と登場する子どもたち。和太鼓のリズムに合わせ踊っているではありませんか。
ぽんたまん「かわええなぁ。」
カメラマン「どの子がタイプ?」
ぽんたまん「後ろの列の左から2番目。」
カメラマン「中学くらいじゃん。」
ぽんたまん「うん。」
カメラマン「リアリティがあっても気持ち悪い。」
この時間帯は、和太鼓と盆踊りが開催されていましたが、時間帯によってサンバなどの刺激的なイベントが行われますよ。
阿佐谷七夕祭り名物張りぼて!
ぽんたまん「とりあえずパールセンターに向かおう!」
パールセンターとは阿佐谷七夕祭りのメインロードです。屋根付きの長い商店街にさまざまな出し物があります。その中でも「張りぼて」は非常に有名です。
ぽんたまん「うーわ!めっちゃ人!正月の明治神宮くらいじゃん!」
カメラマン「これは人の熱気でかなり暑そうだね。」
これから行く人はこまめな水分補給を心がけましょう。気を抜いていると、確実にぶっ倒れます。
パールセンターの入り口から上を見上げると飾りと張りぼてで大変なことになっています。もはや飾りすぎててカオス状態。。。
ぽんたまん「すごいな!」
想像のちょうど4倍の迫力です。ヒラヒラしてる部分が顔面に絡まるのが少しイライラしますが、これが飾りをダイナミックに感じさせますね。
ぽんたまん「むむっ!張りぼてが見えてきたぞ!」
ぽんたまん「サッカー日本代表の5番、、、長友か?」
カメラマン「なんで金髪なの?」
ぽんたまん「わからん。間違えたんじゃない?」
ここからは良かった張りぼてを数個紹介します。。。
マイクワゾースキーの完成度もなかなか高いですね!丸みを持たせるの難しそうなのに。。。
リーチマイケルとツーショット!躍動感がうまく表現できていますね。
ぽんたまん「フクロウのふわふわ感がやばくない!?」
カメラマン「ふわふわしてる素材はなんだろう。。。」
ぽんたまん「この商店の中の洋服屋とかが作ってるんだろうね。」
カメラマン「えっ?商店の人が作ってるの?」
ぽんたまん「そうだよ。張りぼては商店の人とか企業の人が個人で作っているんだって。7月ごろになるとみんな仕事の合間を縫って作り始めるとか。」
カメラマン「張りぼて作る人がいるもんだと思ってた。」
オリジナルのキャラクターというのはほとんど少なくて、もともとあるキャラクターを用いた張りぼてが多いようです。
ぽんたまん「これやばっ!」
カメラマン「これは完成度高すぎるわ!」
ルパンとウソッキーとか組み合わせが謎だが、完成度が高すぎます!
張りぼてはとにかく多いです。数えてはいませんが100は超えてると思います。これだけあるとかなり見応えがありますよ。
阿佐谷七夕祭りでオススメのメシ!
カメラマン「お祭りって言ったらやっぱり食べ物だよね!」
ぽんたまん「それは間違いない。。。そして阿佐谷七夕祭りのご飯は美味しいことで有名なのだよ!」
カメラマン「なんで?」
ぽんたまん「阿佐ヶ谷でお店をかまえる名店が、お祭りのために出店してるんだって。つまり名店の味をお祭りで楽しむことができる!」
カメラマン「えっ。めっちゃいいじゃん。」
阿佐谷七夕祭りは、商店街の老舗や新しい新参者まで、美味しいお店が出店しているのが魅力なのです。
かき氷界のカリスマ!「鉢の木」
パールセンター入り口のすぐ右側に、阿佐谷七夕祭りを代表する食べ物のひとつの「鉢の木」があります。鉢の木は、普段和菓子屋として運営していますが、お祭りのときはかき氷も出しています。
鉢の木のかき氷は人気が高く、場合によっては1時間以上並ぶこともあるようです。
直射日光を浴びながら待つこと30分以上!ようやくかき氷とのご対面です。
ぽんたまん「デカすぎ!」
カメラマン「それはヤバいwww」
人が少ないところに移動して食べることに、、、
もはやスプーンですくおうとすると氷が倒れそうです。ということで、
かぶりつき〜
ぽんたまん「ふわふわやん!!!」
泡雪のように食べたらふわっと口の中で消えてしまいます。そしてイチゴのシロップ。。。もちろんスーパーに売っているようなシロップではありません。果肉から作ったジャムのようなシロップなのです。
ぽんたまん「うますぎるからシェアしよ。ほれ、食べや。」
カメラマン「顔面が逝ってるわww・・・美味しい!」
みんなを笑顔にするかき氷ですね。
ちなみにこちら「抹茶のフローズン」も美味しいですよ。抹茶の深い味わいを冷たさの中にしっかりと感じます。阿佐ヶ谷祭りに行ったら「鉢の木」は外せません。
マグロ使いの王!「おさかな食堂」
パールセンターを入って少し歩いたところに「おさかな食堂」があります。普段は新鮮な魚介類を使った海鮮丼や定食を提供している阿佐ヶ谷の人気店です。
お祭りの期間はマグロのメンチやビール、アイスなどを販売しています。わたしはもちろんマグロのメンチを注文してみました。
ぽんたまん「ちょうど良い揚げ具合だ。調理師資格を持っているものとして褒める!」
カメラマン「上から目線だな。」
そしてひと口かぶりつき〜
ぽんたまん「鼻の穴が広がるレベルに美味しい!」
マグロの旨味をとことん感じます。そして大葉(おそらく)の香りが五臓六腑に届くのです。
ぽんたまん「香りが美味い!」
カメラマン「やっば!ここ1週間食べた料理の中で1番美味いわ!」
ミートソースが体内を駆けめぐる!「ミート屋」
ミートソースのパスタ専門店の「ミート屋」。パスタ専門店とかではなく、ミートソースのパスタを専門に扱ったお店ということで、阿佐ヶ谷では非常に有名です。わたしも阿佐ヶ谷に住む友人に勧められたことがあり、いつか食べたいと思っていました。
ぽんたまん「これずっと楽しみにしてたんよ!」
カメラマン「これはわたしも知ってる!美味しいらしいじゃん。」
ぽんたまん「www」
カメラマン「なに?www」
ぽんたまん「美味しすぎて笑えるwww ソースの深みがマリアナ海溝だわ。」
カメラマン「めっちゃ食べるやん!わたしにも残しておいてよ!」
ぽんたまん「・・・」
どら焼きの歴史は私が絶やさない!「とらや椿山」
大正14年に創業したという歴史ある和菓子屋の「とらや椿山」。きんつばやどら焼きなどをメインに販売しているということで、食べ歩き用のどら焼きを販売していました。
ぽんたまん「ドラえもんでよく見るタイプのどら焼きやん。」
カメラマン「ドラえもんのどら焼きとか覚えてないわ。大島のぶ代のときのどら焼きならわかるけど。」
とりあえずひと口。
ぽんたまん「美味しい。」
カメラマン「鼻の穴広がっているよ。」
もうひと口。
ぽんたまん「美味しい!」
カメラマン「顔で語るな。」
ぽんたまん「あんこの甘さよりもこの焼き皮の方が甘く感じる。カステラみたい!」
カメラマン「ほんとだ!カステラは良い例えだわ。」
世界の精鋭ビール収集家「酒ノみつや」
カメラマン「暑すぎてビール飲みたいんだけど。」
ぽんたまん「今日は仕事だからダメだよ。俺だって我慢してるし。」
カメラマン「ほら見て!あそこビール書いてない?しかもたくさんありそう。」
ぽんたまん「確かにたくさんあるけど、、、今日はダメだって!」
。。。
ぽんたまん「美味いぜ〜。」
「酒ノみつや」は世界のビールを扱う酒屋です。
またスペイン料理のパエリアパスタも有名です。何より店員さんが可愛いかったな。
阿佐ヶ谷で体験できるイベント
実は阿佐谷七夕祭りは、阿佐ヶ谷駅を中心に四方八方でイベントが行われています。わたしが行ったのは4日だったので、「大人の縁日」と「笹のトンネル」に行ってみることにしました。
大人の縁日でセクシーサンバ!
まず向かったのは大人の縁日です。。。
カメラマン「なんで大人の縁日に行くの?」
ぽんたまん「大人ってつくとさ。エロくない?」
カメラマン「。。。」
大人の縁日は一番街商店会で行われています。
ぽんたまん「あれ!?なんか楽器の音がするね!」
カメラマン「おの奥の方、人が集まってない?」
行ってみると、そこではセクシーなサンバが行われていましたよ!これは大人の縁日の名にふさわしいですね。
カメラマン「おーちゃんと生演奏なんだね。」
ぽんたまん「阿佐ヶ谷はジャズとか有名だからね。生演奏じゃないと地元住民が納得しないとかありえるよね。」
カメラマン「さっきからちょいちょい出してくるよね。豆知識的なやつ。」
インスタ映え必至の笹のトンネル
サンバを見終わるころには空もかなり暗くなっていました。19時を過ぎています。実は阿佐谷七夕祭りは夜こそ魅力的なのです。
それが「笹のトンネル」と「水辺で夕涼み」です。まずは水辺で夕涼みから行きましょう。場所は阿佐ヶ谷駅の南口の飲み屋がひしめくあたりにあります。
マップでいうと「川端振興会」周辺です。
この釣り堀で「水辺で夕涼み」が行われています。
そしてこれが「水辺で夕涼み」です!!
手作り金魚たちが水面を優雅に漂っています。駅前なのに静かなところでとても落ち着きのある空間がいいですね。
ぽんたまん「落ち着きめっちゃあるね。」
カメラマン「そしてめっちゃ暗いよねww」
ぽんたまん「確かにwww 駅に近いとは思えない暗さ。」
そうです。なぜかわかりませんが、人工の光が金魚たち以外からあまり入ってこない環境なのです。
そのため写真をきれいに撮れませんでした。すみません。。。
ぽんたまん「帰ろ。。。わたしの後ろに写っているのはカップルばっかりだ。」
釣り堀の近くの飲み屋街はこんな感じでかなりおしゃれな感じになっています。
ぽんたまん「まぁ、デートには最適な場所だな。」
カメラマン「さっきからデートの話ばっかりだな。」
そして駅に向かいしばらく歩いたところに、ものすごく美しい場所を発見してしまいました。それが「笹のトンネル」というところです。ここがマジでインスタ映え!
短冊に囲まれた小さな小道が出現したのです。
この道では写真を撮っている人が非常に多く、阿佐谷七夕祭りの隠れた名所になっているでしょう。若い人たちはみんなインスタ映えを狙っていましたよ。
カメラマン「ヤバい!これはヤバい!」
ぽんたまん「めっちゃ興奮してるな。」
カメラマン「カメラマン魂が爆発したわ!何よりお祭りの時期だけだからね。」
カメラマンが1人でパシャリパシャリしている間、わたしは短冊の願いをいろいろと拝見していました。
他人の願いを思うなんて、心の優しい人だ。
おーそうか。
切実。。。そしてわたしも。
・・・
給料アップが地面に落ちていた。。。
ドンマイだ。
阿佐谷七夕祭りに潜入して、、、
今回阿佐谷七夕祭りに潜入してみました。阿佐谷七夕祭りは、5日間で80万人以上の人が集まる大きなお祭りです。そして他の祭りと違うのは、商店街の飲食店が出店していることです。
そのためか他のお祭りと比べ物にならないほど食べ物が美味しい。また飲食店によってはお祭りだけの限定メニューを出すところもあり、魅力のひとつになっています。
阿佐谷七夕祭りはイベントごとがたくさんありますので、行く前に確認しておきましょう。そして笹のトンネルはインスタ映え必至のスポットです。いつしか名所になっているかもしれませんね。
ぽんたまん
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